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桃作り講座
桃作りの一年 1 「桃の実は、一年中の作業の結晶です」
桃作りの一年は、収穫の終わった秋から始まります。
まだ果実がなっている8月頃に、翌年に実る花芽ができるからです。
秋の日ざしと肥料を充分吸収して、花芽や枝が充実してきます。
秋から冬にかけて蓄えた養分で、春、4月になると花を咲かせ、実をつけます。
実が、ソラマメくらいの大きさになる5月始めまでは、この蓄えた養分でまかないます。
春先から伸びてきた根が、肥料を吸収して、葉をつくり、実を大きく育てます。
そして夏には、大きくて美味しい桃の実を実らせます。
秋から冬にかけて
月 | 作業風景 | 仕事の内容。 |
---|---|---|
9月 | ![]() ![]() |
お礼肥と接木 収穫が終わり木の体力も落ちている時期に、来年の春に 咲く花芽ができて来ています。 木の体力回復と来年の花芽や、枝の充実、のために大切な、 肥料です。 植え替え用苗作りのための接木もこの時期です。 詳しくは、こちら |
9月 | ![]() ![]() |
夏の剪定。 収穫直後から、9月頃に行う剪定のことで、下枝を陰にしている、 強く伸びた枝「徒長枝」などを中心に、剪定します。 下枝まで充分日光を当てて、来年実をならす枝や、花芽を、 充実させるための、大切な作業です。 |
10月 | ![]() ![]() |
元肥 桃作りの基本になる肥料で、年間の8割くらいの量をまきます。 詳しくは、こちら |
10月〜 11月 |
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改植。 |
11月〜 12月 |
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中耕 元肥をまいたあとすぐ、土と肥料がよく混ざり桃 の木が吸収できるように、中耕します。 |
12月〜 1月 |
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剪定 12月、1月で内枝まで太陽光線が充分当たるように剪定します。 剪定が桃作り基本になるので、細心の注意を、はらって ていねいにやります。 |
1月〜2月 | ![]() |
枝のかたづけ 切り落とした枝集めも大量なのでたいへんです。 落とした枝には、病原菌の越冬場所にもなるので 畑の外に持ち出すか、焼却します。 |
2月 | ![]() |
中耕 芽出し肥を撒いたあと、直ぐに肥料が効くように 軽く耕してやります。 |
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